【未経験者～経験者まで】Webライターにおすすめ転職エージェント＆転職サイト

…などの情報がネットで拡散された結果、主にWebライター人気が高まり、Webライティングの仕事に挑戦するひとが増えました。

その結果、「外部のWebライターはレベルが低く質にバラつきがあるので使いにくい」というのがいまや業界の通説となっています。

とはいえ、企業からみればWebライターの需要はまだまだ高いのも現実です。

自社のオウンドメディアや企業のSNSや動画など、情報を発信するためには必ずライターが必要なのは変わりません。
他社との差別化を図るために、質の高いWebライターはこれまで以上に必要とされています。

そこで企業としては、使えない外部Webライターを使うより自社でWebライターを採用して、育てるほうが確実という考えが増えているのです。

Webライターへの転職を早く、確実に成功させるには転職エージェンの利用が欠かせません。

そこで今回は、未経験からWebライターへの転職で活用したいおすすめの転職エージェントや転職サイトを紹介します。

結論：Webライターへの転職に使える転職エージェント4選＋転職サイト２選

転職エージェントは、大中小規模さまざまありますが、正直言って、Webライター関連なら、次の４エージェント+２サイト以外は検討する必要はありません。

転職エージェント	タイプ	求人件数	特徴
リクルートエージェント	総合型	公開：約40万 非公開：約27万	・圧倒的な求人件数 ・まずはここで求人状況を把握
doda（デューダ）	総合型	公開・非公開合計： 約26万	・エージェントサービスと転職サイトの両方を運営 ・サポート体制が充実
マイナビクリエイター	特化型	公開：約4,800 非公開：ー	・「マイナビ」のWeb・ゲーム業界特化案件 ・キャリアアドバイザーの評判がいい
マスメディアン	特化型	公開：約4,000 非公開：－	・「宣伝会議」グループの人材エージェント ・無料の「個別相談会」は利用価値が高い

転職サイト	タイプ	求人件数	特徴
リクナビNEXT	総合型	約6万4,000	・規模も知名度も業界ナンバー1の安心感 ・検索機能が使いやすい
Webist（ウェビスト）	特化型	約1万	・「クリーク・アンド・リバー社」が運営 ・業界に詳しい専門エージェントが頼もしい

これらの転職エージェント＆転職サイトがおススメの理由を詳しく解説します。

稼げるWebライターになるための転職エージェント選び方

転職エージェントには「総合型」と「特化型」の大きく2つのタイプがあります。

それぞれの特徴は以下の通り。

転職エージェントのタイプ	特徴
総合型	広くさまざまな業界や職種の求人案件を数多く扱っているので、比較的早く転職先を見つけることが可能
特化型	特定の業界や業種については非常に深い知識と情報を持っているので、担当するキャリア・アドバイザーの対応も素早く、的確

「総合型転職エージェント」のメリット＆デメリット

「特化型転職エージェント」のメリット＆デメリット

Webライター初心者は「総合型エージェント」

まだWebライターとして多くの経験がない初心者は、絶対的な求人数が多く、ときには未経験可の求人も保有している「総合型」をメインに活用しましょう。

しかし、特化型エージェントが保有する「経験者向けの案件がどんな会社のどんな仕事なのか？」を覗いてみるだけでも、将来の参考にはなります。

Webライター経験者は「総合型」+「特化型」を併用

Webライター経験者の場合は、転職の目的にもよりますが、「総合型」と「特化型」の併用がおすすめです。

キャリアップや給料アップを目指すなら、事業規模の大きな案件を多く持っている「総合型」が優位です。

Webライティングやメディア制作の道をもっと深堀りたいなら、「特化型」が保有する案件のほうがマッチする可能性が高くなります。

ただし、転職先探しは運とタイミングに大きく左右されます。

せっかくのチャンスを逃さないためには、複数のエージェントを併用しながら、転職サイトも利用するのが鉄則です。

転職エージェントを利用する際の４つの注意点

転職エージェントを利用するにあたってはいくつかの注意点とコツがあります。

①転職エージェントからの情報を鵜呑みにせず、冷静に判断すること

転職エージェントといえども、企業内の情報をすべて正確に把握するのは非常に困難です。

その企業に勤めている人にしか知らない企業内部のマイナス面の情報はなかなか外部には漏れてきません。

エージェントから得られる情報は有益な情報にはなりますが、常に別の冷静な視点を持って判断することが大切です。

また、紹介された企業については、必ずネットで確認してください。

いまは「転職会議」や「OpenWork」など企業の口コミサイトもあるので、チェックしておくといいでしょう。

転職エージェントから企業を紹介されると嬉しさのあまり、すぐにOKの返事をしてしまいがちですが、いったん、冷静になって判断することが大切です。

②キャリアアドバイザーとのコミュニケーションは丁寧にすること

キャリアアドバイザーあなたからのヒアリングややり取りを通じて、あなたの人間性も見ています。

横柄な態度が目につくようでは、求人案件の提案や企業への推薦にひびく場合があります。

キャリアドバイザーは常にあなたを見て、観察していることを忘れないでください。

企業紹介のメールが届いたなら、できるだけ早く、そして必ず返信しましょう。
それが意に沿わない案件で、お断りしたい場合も、必ずそのむね返信しなければいけません。

相手からの連絡に対して、誠意をもって回答するのは社会人として必要な礼儀です。

たった1つのメールであっても、ないがしろにせずに、誠意をもって返事をすることが大切です。

③複数のサービスに登録し利用すること

転職エージェントにはそれぞれ強みがあります。

そのため、エージェントの選び方が偏ったり、ひとつの転職エージェントだけに絞ってしまうと、いい求人案件に出会うまでに時間がかかってしまいます。

もっとも速く、確実に転職先を見つけるには、必ず複数の転職エージェントに登録し、それと併せて転職サイトを活用することです。

Webライターのように求人件数がそれほど多くない職種の場合は複数利用が鉄則です。

④登録する情報は細部まで細かく登録をすること

キャリアアドバイザーはあなたが登録時に入力した情報を細かく確認して、あなたに合った仕事を紹介してくれます。

その情報が少なかったり、曖昧な内容だったりすれば、どの仕事があなたに合った仕事かどうかの判断が難しくなります。

その結果、紹介してもらう案件が減ってしまうこともあります。

自分に合った転職先を早く見つけるためには、登録情報は詳しく、具体的に入力しましょう。

Webライター初心者～経験者までOK！「総合型」転職エージェント2社

総合型の転職エージェントはさまざまありますが、Webライターという職種に限定しているなら、これから紹介する大手2社に絞っておけば問題ありません。

まずは、この2社両方に登録しておきましょう。

保有する案件が豊富なだけでなく、応募に際してのさまざまなサポート体制が整っていることも大手を利用するメリットです。

リクルートエージェント｜迷うことなく、まずはここに登録

運営会社	株式会社リクルート
対象エリア	全国
利用料	無料
公開求人件数	約40万件
非公開求人件数	約27万件

リクルートエージェントの「Webライター」案件検索方法＆求人件数（2023年執筆時現在）
クリエイティブ＞編集・ライター・制作管理＞ライター･報道記者･ジャーナリスト・シナリオライター・脚本家
→公開求人：134件 /非公開求人：77件

＼ すべてはここから！まずは無料で登録／

「リクルートエージェント」は国内最大規模の転職エージェントで、おそらく知らない人はいないほど抜群の知名度があります。

そのため人材を探している企業側も、まずは「リクルートエージェント」へ依頼することが多く、自然と求人案件数多くなっています。

Webライター経験の有無に関わらず、まずはここに登録するのがおすすめです。

超大手のためか、キャリアアドバイザーの対応が気に入らず、不満を感じる利用者もあります。

しかし、キャリアアドバイザーの質に関しては、はっきり言って、どこの転職エージェントでも同じです。

どうしても、担当のアドバイザーが自分には合わない場合は、キャリアアドバイザー変えてもらえるように伝えましょう。

＼ 思い立ったいまこそチャンス！／

doda（デューダ）｜サイトとエージェントの連携で便利に活用

運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象エリア	全国
利用料	無料
求人件数	約26万件（非公開求人含む）

＼ 無料で会員登録してみる！ ／

「doda（デューダ）」は求人を紹介してくれるエージェントサービスと、自分で仕事を探せる転職サイトの両方があるので、併用するのにはとても使いやすいサービスです。

また、さまざまなイベントやセミナーもいろいろと開催し、転職についての情報を発信しています。

エージェントのサポート期間が3か月しかないので、うまくタイミングが合うかどうかがポイントです。

＼ 仕事探しはタイミングが大事！／

Webライター経験者におすすめの「特化型」転職エージェント２社

いまはさまざまな業種や業界に特化した転職エージェントがたくさんあります。

Webライターでの転職なら、ITやWeb、メディア系に強い転職エージェントとして、次に紹介する２社がお勧めです。

マイナビクリエイター｜大手転職エージェント「マイナビ」のIT・Web系専門部隊

運営会社	株式会社マイナビワークス
対象エリア	東京都近郊・愛知県近郊・大阪府近郊・福岡県近郊
利用料	無料
公開求人数	約4,800件
非公開求人数	ー件

マイナビクリエイターの「Webライター」案件検索方法＆求人件数（2023年執筆時現在）
Web系＞Webライター
→公開求人：27件

＼ Webライターのスキルアップならここに相談！ ／

「マイナビクリエイター」は、大手転職エージェント「マイナビ」から、Web・ゲーム・IT業界に特化した案件だけを扱うために設立されエージェントです。

マイナビの関連会社だけに、質のいい案件も見つけられますが、絶対的な数は少なめです。

キャリアアドバイザーの業界知識も深く、非常に丁寧な対応だと人気。

中には「未経験可」の案件もあるので、タイミングを逃さなければ、いい出会いに巡り合える可能性もあります。

ただし、ほとんどが東京都近郊の仕事なので、その他の地域からは利用しにくいのがデメリット。

＼ 思い立ったいまこそベストタイミング！ ／

マスメディアン｜「宣伝会議」の知名度で他にはない案件を多数保有

運営会社	株式会社マスメディアン
対象エリア	（主に）東京都・神奈川県・愛知県・岐阜県・ 大阪府・京都府・兵庫県・福岡県・石川県・富山県・福井県
公開求人数	約4,000件
利用料	無料
非公開求人数	ー件

マスメディアンの「Webライター」案件検索方法＆求人件数（2023年執筆時現在）
デジタル・IT＞Web編集・ライター
→公開求人：208件

＼Webライターでキャリアップなら外せない！／

「マスメディアン」は、「宣伝会議」グループのマーケティング・クリエイティブ職種に特化した人材エージェント。

Webライティングの経験者で、キャリアップを目指すなら絶対に活用すべきエージェントです。

「宣伝会議」で培ってきた実績や経験、人的ネットワークから得た独占的な案件を多数保有しているのが特徴で、他の大手エージェントなどにはない案件にも出会えます。

また、主要都市では履歴書なしでキャリアコンサルタントに相談できる無料の「個別相談会」も開催しています。

正社員だけでなく、契約社員や派遣、紹介予定派遣などの案件もあるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

＼経験者ならまずはここに登録！／

Webライター転職におすすめの転職サイト２選

転職エージェントは、一度登録するとあとは、基本的には案件が出てくるまで待つしかありません。

タイミングが良ければ登録したその日に条件のいい案件に出会える可能性ありますが、タイミングが合わなければ、見つかるまで待つことになります。

ただ転職エージェントからの連絡を待つだけでなく、並行して活用すべきなのが「転職サイト」です。

こちらは自分の好きな時に求人をチェックして、気に入った案件があれば次々と応募できるので、空いた時間にいつでもで転職活動ができます。

転職サイトも「総合型」と「特化型」があり、ここではそれぞれ１つずつ紹介します。

リクナビNEXT｜業界一の求人件数と安心感

運営会社	株式会社リクルート
対象エリア	全国
利用料	無料
求人数	約10万件

リクナビNEXTの「Webライター」案件検索方法＆求人件数（2023年執筆時現在）
検索窓に「Webライター」と入力して検索
→求人数：20件

＼ 毎週水・金が更新日 ／

リクナビが運営する業界最大手転職サイトが「リクナビNEXT」です。

圧倒的の求人数を保有し、毎週数千件の案件が更新・追加されます。

利用者が多く、いい案件は競争率も高いので、機会を逃さないためにも小まめなチェックをしましょう。

検索条件内の「業種未経験歓迎」や「新着のみ」をチェックすれば、効率的に自分に合った転職先を探すことができます。

「残念なところ」で挙げたオファーメールについては、登録時に希望条件などの情報をしっかりと設定すれば、見当違いのメールが届くことを減らすことができます。

オファーメールの中には良質な案件が混じっていることもあるので、ゴミ箱に直行にさせずに一度内容をチェックしてから判断するようにしましょう。

＼ いい案件は早い者勝ち！／

Webist（ウェビスト）｜クリエイター御用達！質の高い案件が多数

運営会社	株式会社クリーク・アンド・リバー社
対象エリア	全国（ただし案件数の8割程度は東京都）
利用料	無料
求人数	約1万件

Webistの「Webライター」案件検索方法＆求人件数（2023年執筆時現在）
Webクリエイター＞Web編集・ライター
→求人数：209件

＼ 経験者転職の最強パートナー／

Webや紙媒体などのクリエイター御用達の人材サービス会社「クリーク・アンド・リバー社」が運営するサイト「Webisit」。

さまざまなメディア業界での知名度が高く、クリエイターを採用したい大手の有名企業なども同社に人材採用を依頼しています。

業界や業種に詳しいエージェントがついて、書類作成や面接などのアドバイスをくれるほか、条件交渉もしてくれるので、安心して利用できます。

未経験者向けの案件は基本的にはないですが、転職を考えているWebライター経験者にとっては、利用価値が高いサービスです。

＼ レベルアップに最適な案件多数／

最後に

Webライターは誰でも簡単になれるうえ、経験を積んでスキルを身につければ、年をとってからも稼ぎ続けられる職業です。

そのため、ここ数年で副業Webライターの人気が高まりました。

ネット上では、「もうWebライターは飽和状態」のような情報が見られますが、実はそんなことはありません。

使えるWebライターの数はいまもまったく足りていません。

Webライターの数は急激に増えたものの、使えるWebライターは少なく、企業側もWebライター確保に苦労しています。

そのため、もう外部のWebライターに頼るよりも、自社内でWebライターを採用しようという考えが少しずつ増えてきています。

しかし自分ひとりで求人案内を探すのは難しく、時間がかかってしまい、効率的ではありません。

今回、解説してきたように、少しでも早く確実に転職先を見つけるには、転職エージェントと転職サイトの併用が不可欠です。