【未経験OK】フリーランスWebライターになるなら転職がおすすめな理由

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この記事を書いた人

メディアエディター
兼Webライター

黒田ノブオ

黒田吹き出しアイコン
  • エディター兼ライター歴:30年以上
  • フリーランス歴:15年以上
  • 企業のメディア制作部門責任者歴:15年以上
  • メディア会社とフリーのエディター兼コピーディレクターとして契約中
  • 複数のWebメディアとフリーのライターとして契約中
  • 雑誌からWebまでさまざなメディアで、数万件の原稿を書き、数万件のライターや作家の原稿をチェック&フィードバック経験
稼げるWebライターになるため勉強中 ハルナ

Webライター超初心者
元事務員(育児休暇中)

私(黒田)の知人女性(育児休暇中/ライティング経験ゼロ)ハルナ、32歳。

貿易会社の一般事務やメーカーの総務などを10年ほど経験。
特技も専門的知識もなし。

今後の働き方(収入源)をどうするか悩んでいるうちに「Webライター」に興味を持ったらしい。

その結果、あれこれと私に質問を浴びせてくることに…。

将来、フリーランスのWebライターとして独立してみたいけど、副業から始めてうまくいくの?って不安…。

ボクも同じ。それに本業の合間だと、毎日そんなに時間がつくれないし…

ですよね。それにきっとモチベーションが続かない気がする…

黒田

本気でWebライターになりたいけれど、こうした将来的な不安で諦めようとしていませんか?

ハルナ

実は私もそうでした…

将来フリーランスのWebライターになるために、もっとも確実で、かつモチベーションも続きやすい方法は…

Webライターの仕事に転職し、「企業内Webライター」として実績と経験を積むこと

…です。

ハルナ

転職ですか?ちょっと無理っぽいかも…

黒田

突拍子もなく、現実的でないと思わいますよね?
実はそれほど無茶な話でもないのです。

近年、副業Webライターの人気が高まったことで、Webライターの数がとても増えました。

しかし、全体数は増えたものの、使いものになるWebライターはまったく足りていないのが現状なのです。

そのため、企業は…

品質にムラがある外部のWebライターよりも、自社内でWebライターを育成するほうが確実

…と考えるようになってきたのです。

ハルナ

つまり使いモノにならないレベルの低いライターが増えたってことですね?

黒田

まあ、はっきり言っちゃえばそういうこと…ですね…

とはいえ、いまや企業のオウンドメディアでも、動画制作でも、何かの情報を発信するためには企業にとってWebライターは必須です。

そのWebライターを自社で採用する企業が増えているのです。

黒田

どうです?少し現実的に思えてきたのではないでしょうか?

そこで今回は、Webライターの仕事に転職するためのノウハウやメリットなどを詳しく解説します。

最後まで読んでいただければ…

  • なぜ転職がおすすめなのか?
  • Webライターに転職するメリット
  • どのように転職活動をすれいいのか?
  • 転職の前に準備しておくべきこと

…などが理解できる内容になっています。

未経験から経験者まで、Webライターに転職するときにおすすめの転職エージェントや転職サイトはこちらで詳しく紹介しています。

目次

Webライターとはどういう仕事?のおさらい

まずは、Webライターってどんな仕事なのか?をザっと説明しましょう。

未経験からWebライターになるには、大きく次の2つの方法があります。

  • 副業Webライター
  • 企業内Webライター
黒田

では、それぞれのメリットとデメリットを簡単にご紹介します。

Webライターとはどういう仕事か?についてはコチラの記事で詳しく解説しています。

副業Webライターのメリット&デメリット

副業Webライターでお金を稼ぐための仕事の流れはざっくり以下のようになります。

STEP
クラウドソーシングサービスなどでWebライティングの案件に応募
STEP
採用後は指示に従い、ネットや書籍などで調査をしてライティングして納品
STEP
依頼者がその原稿をチェックして、必要があれば修正
STEP
修正後、再納品をしてOKとなり報酬が振り込まれる

自分の都合で仕事を探し、1件終了後はまた空いた時間で作業をする。
何にも縛られることなく、自分で自由に働くことができるのが副業Webライター最大のメリットです。

ハルナ

すべて自分次第ですね。そういう生活憧れてます。

とはいえ、そのためのデメリットもあります。

副業Webライターのメリットとデメリットの主なものを挙げると、次のようになります。

メリット
  • いつでも気楽に始められる
  • 自分の好きな時に、好きな場所で働ける
  • クラウドソーシングを利用すれば請求書などの面倒な事務作業が不要
デメリット
  • 働かないと1円も稼げない
  • 初心者のうちはとても単価が安い
  • スキルがないと高単価の案件がない
  • スキルアップに時間がかかる
ハルナ

メリットに比べて、デメリットの破壊力が大き過ぎません?

黒田

誰でも簡単に始められますが、稼ぎ続けるのはかなり難しいのが副業Webライターです。

副業Webライターの場合、低単価の期間が長く、ほとんどの人が途中で挫折しているのが現状です。

副業Webライターからフリーランスになるためには、初期の低単価の期間をいかに短くするかが成功のポイントとなります。

そのためには、早い段階でWebライティングスクールなどを利用して、基礎的な文章力などのスキルを早く、効率的に習得するのが最善策となります。

ハルナ

なるほど、できるだけ早く単価アップすることで、気持ちが折れにくくなるワケですね。

Webライティングスクールの選び方やおすすめのスクールについてはこちらで紹介しています。

企業内Webライターのメリット&デメリット

一方、企業内Webライターは企業に就職し、その会社が運営するWebメディアや他社から制作を請け負っているWebメディアに掲載する記事を書くのが仕事です。

会社員なので安定的に収入が得られるうえ、その会社が持つノウハウを得ることが最大のメリットですが、その代償として、会社の規定に縛られるというデメリットがあります。

メリット
  • 毎月、安定的に給料がもらえる(時にはボーナスももらえる)
  • 企業が持っているノウハウや技術を学ぶことができる
  • 有給休暇がある
  • 社会保障がしっかりしている
デメリット
  • 会社に時間と場所を縛られる
  • 満員電車に乗って毎日出勤しなければいけない
  • くだらない会議や会社の行事に参加しなければいけない
ハルナ

自分が何を優先させるかの判断ですね。

それぞれ一長一短はありますが、将来、確実に稼ぎ続けられるWebライター(あるいはその他のWeb系ビジネスのフリーランス)として活動したいなら、可能であれば企業内Webライターに転職することをおすすめします。

黒田

それに最近はリモートワークが増えてきたため、上記のデメリットがかなり解消されています。

給与をもらいながらスキルアップ。良いことずくめの企業内Webライター

副業Webライターが独学だけでスキルを習得するには、非常に困難です。

黒田

おまけにスタート時は時給数百円の場合がほとんど…

スタート時点での低賃金時代がいつまで続くのかまったく目途がたたないため耐えられなくなり、2~3か月で離脱する人が後を絶ちません

ハルナ

う~ん、分かる気がします。

一方、Webライターとして企業に就職(転職)することができれば事情は一変します。

企業が持っているWebライティングのスキルはもちろん、Webサイトを運営するためのさまざまなノウハウを網羅的に習得できるのです。

黒田

それも給料をもらいながらです…

企業内Webライターとして得られるスキルは、大体以下の6点になります。

  1. 文章力
  2. 情報収集力
  3. SEOスキル
  4. Webサイト制作の基礎知識(HTMLやCSSなど)
  5. 集客のための総合的な分析力
  6. 他部署との調整力

独学だけの副業Webライターがこれだけのスキルを習得するには、かなりの時間がかかります。

黒田

おまけにその間の売上は月5~10万円程度です。

企業内Webライターなら、これらのスキルを(基本的なことなら)1年もあればほぼマスターできます。

黒田

おまけにその間も、安定した給料をもらいながらです。

ハルナ

やっぱり収入が安定するってのは捨てがたいですね…

またWebライティングをはじめとしたWebメディア制作の総合的なスキルが得られるだけでなく、先に挙げた会社員としてのメリットもあります。

給料のほかにも、ボーナスももらえ、年間10日前後の有給休暇もあって、社会保障も充実

副業Webライターは作業をしないと何も得られません。
ゼロです。
有給休暇なんてありえないですし、社会的な保障もありません。

またWebライターを採用する企業の多くは比較的、若い企業が多いため、会社の雰囲気も明るく、自由な社風のところが多いので、職場環境も優れています

黒田

気難しくて、あまり働かない年配社員はほぼいません。

ハルナ

聞けば聞くほど、転職したくなってきました…

Webライターに転職すれば将来のキャリアステップも充実

黒田

また将来のキャリアプランを見ても、大きな違いがあります。

「Webライターとしてだけ」で稼げる金額には限界があります。
なぜなら、自分ひとりで1か月で書ける文章量に限界があるからです。

例えば、毎日1万文字の記事を30日間書き続けるのは、おそらく不可能です。
単発で1か月間だけと限定するならできるかもしれませんが、それを3年も5年も続けることはできません。

ハルナ

じゃあ、稼いでいる人は、どうやって稼いでいるの?

いま成功しているWebライターの多くは、ライティングだけでなくディレクションやコンテンツ企画、あるいはコンサルティングやライティングチームの運営などにも携わています。

黒田

そちらのからの収益のほうが大きくなっています。

いま稼いでいるWebライターも、最初は未経験のWebライターとしてスタートし、キツい低賃金人時代を乗り切り、数か月か1年後ぐらいに何とかライティングだけで生計が立てられるなった人たちです。

黒田

ここまで到達できる人は全体の3%程度です。

さらにそこから数か月あるいは数年かけて、さまざまな案件をこなすうちに、コンテンツのディレクション機会を得たり、後進のWebライターに指導したり、あるいはライター仲間で協力してシナジー効果で事業化するのです。

黒田

このレベルに到達できる人は、Webライター全体のせいぜい1%程度です。

ハルナ

そんなに少ないんですね?もっとたくさんの人がWebライターで稼いでいると思ってました…

しかし企業内Webライターなら、もっと早くスキルが身につく上、Webライター以外のキャリアステップも多くあります。

Webライターの将来的なキャリステップを大まかに挙げてみます。

職種職務内容
ステップ1Webライター新規記事ライティングと同時に、他のライターが書いた原稿のファクトチェック(校正)やリライト→文章の基本を学ぶ
ステップ2Webディレクター担当するWebサイトの品質管理、企画立案、ライターなど外部スタッフへの指示出し、原稿チェック、新規記事ライティング、スタッフ管理、進行管理など
ステップ3プロデューサー
(編集責任者)
予算・人材・品質管理、広告営業、新規事業開発など
ステップ4執行役員
(マネージングディレクター)
事業統括

その後は取締役へと昇っていくことになります。

フリーランスのWebライターを目指して転職(就職)する人の多くは、ステップ2のWebディレクターの仕事を覚えたあたりで独立する傾向が強いようです。

あるいは、ステップ2かステップ3を終えてから、Webライターとしてでなく、フリーのメディアプランナーやメディアクリエイターとして活動することも可能です。

ハルナ

私も「ステップ2」ぐらいの仕事がおもしろそうだと思います!

そうなると、会社員時代より稼ぎは1.5倍から2倍ほどになります。

黒田

副業Webライターとして月数万円稼ぐことに比べれば、かなり差が広がります。

ただし、会社に雇用される企業内Webライターには副業Webライターのような「自由」がありません。

会社内の面倒な人間関係やしがらみには関わりたくない人にとって、「自由」というのは何ものにも代えがたい宝物です。

しかし、その自由を享受できるだけのWebライターになるためには、稼げるだけのライティングスキルを身につける必要があります。

ハルナ

確かにそうですね…

結局、自由で縛られない将来を得るためにも、企業内Webライターでスキルを積むことが最短・最善の方法なのです。

幸い、いまWebライターに限らず、多くの企業が中途採用を積極的に行っています。

ぜひ、そのチャンスを逃さず、挑戦してみることをおすすめします。

とはいえ、簡単にWebライターの仕事を探すのが難しい場合は、転職エージェントや転職サイトを活用することをおすすめします。

Webライターへの転職におすすめの転職エージェント・転職サイトについては、こちらで詳しく紹介しています。

新卒者や下手な経験者よりも未経験中途採用の重宝されるワケ

では、企業が未経験の中途採用に積極的なのには、どういう目的や理由があるのでしょうか?

まず、Webライターに限らず、企業が未経験者を中途採用する背景を解説します。

新卒者はコストに合わず、経験者は企業になじめない

一般的には若い新卒者を採用したほうが新鮮で、ゼロからじっくりと教育できると思われがちですが、実はそうとも限りません。

ハルナ

あ、そうなんですね?

新卒者の場合、社会人としての経験がないため、業務に関すること以前に社会人としての常識やマナーから教えなければいけないという手間があります。

ようやく教え終わったころには辞めていってしまう人が多いため、コスト的に見合いません。

業種や業界経験者の場合は、逆にその経験が邪魔になってしまい、新たな会社の方針や仕事の進め方になじめないという問題も出てきてしまいます。

しかし、業種・業界未経験の場合は、社会人としての基本的なマナーはすでに備わっています。
また初めての仕事なので、新しい会社での仕事の進め方なども素直に受け入れてくれます。

未経験者を中途採用するメリットとデメリット

企業が未経験者を中途採用するメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。

メリット
  • 応募者の母数を増やせる
  • 意欲や潜在力の高い人材を獲得できる
  • 柔軟な発想力で組織を活性化できる
  • 基本的な社会人としての常識を持っている
  • 仕事の進め方などを素直に受け入れてくれる
デメリット
  • 仕事を教えるためのお金(=時間)がかかる
  • 早期離職のリスクがある

企業が未経験Webライターに求めるスキル

そうした実情の中で、企業が未経験者に求めるスキルとはどういうものでしょうか?

ハルナ

未経験だからスキルなんてないんですけど…

黒田

正直言って、事前に必要なスキルはそれほどありません。

Webライターとしての基礎力でもある…

  • 文章力
  • 情報収集力
  • SEOスキル

はあったほうがベターですが、マストではありません。

会社に入ってから十分に習得することができます。

転職活動前に自分のブログを開設しておくことがおすすめ

ただ一つだけ、採用率アップとWebライティングの基礎を知るという意味で、転職活動前にやっておくことをおススメするのが「ブログ」の開設です。

黒田

日本人だから、日本語の文章ぐらいは簡単に書けると思われがちです。

ハルナ

はい。ある程度はイケてると思ってます。

しかし、日記や作文なら書けますが、見ず知らずの誰かに何かについての情報を正しく、過不足なく、端的に、分かりやすく伝える文章を書くことは、思っている以上に難しい作業です。

まずは自分でブログを開設し、数か月だけでもいいので、できるだけ毎日3,000文字程度の文章を書いてみてください。

それは、自分の文章力についての気づきにもなるし、転職時の「ポートフォリオ」としても活用できます。

ちなみに、クラウドソーシングなどで案件獲得用にポートフォリオとして提示するブログは、文章力やSEO能力などもチェックされるので、綿密なライティングが必要です。

転職活動用のブログは、企業側にとっては育てるための伸びしろを確認する意味があるので、文章力やSEOよりも、調べる能力やオリジナリティなどが重視されます。

ハルナ

え~、「ブログ開設」なんで難しそう…

黒田

最初は、無料ブログから始めればとても簡単です。
ブログを作るための知識も経験も必要ありません。

未経験者でも始めやすい無料ブログサービスは以下の3つです。

どれも簡単に登録(無料)できるので、いますぐにでも始められるます。ぜひ一度、試してみてください。

どの無料ブログにも、たくさんの人が記事を書いているので、そうした記事を読めば、自分が文章を書く際の参考にもなります。

できれば無料ブログより、Wordpressがもっとおすすめ

もっと本格的に始めるなら、自身でレンタルサーバを契約して、WordPressという記事を書くためのアプリケーションを利用してブログを作ってみてください。

ハルナ

こちらは難しそうですネ…

黒田

少し手間はかかりますが、難しくはありません。

必要な費用はレンタルサーバや独自ドメイン料だけなので、月額1,000円程度で始められます。

将来的に本気でWebライターやWebメディアの制作者として独立してみたと考えているなら、本格的にWordPressでブログを始めるのをおすすめします。

初心者でも使いやすいレンタルサーバでおすすめなのは、多くのブロガーたちが利用している「ConoHa WING(コノハウィング)」です。

黒田

ちなみに、このサイトも「Conoha WING」を使っています。

Webライターに向いている人、向いていない人

よく言われるように、Webライターは誰でも簡単になることができます。
特別なスキルも必要ありません。

黒田

未経験からの転職が可能なのもそのためです。

ただ、性格的にWebライターに「向いている人」「向いていない人」はあります。

ハルナ

あ、それ知りたいです。

Webライターに向いているのは以下のような人です。

  • 調べるのが好き
  • 読むのが好き
  • 書くのが好き
  • 好奇心が旺盛
  • 向上心が旺盛

仕事のほとんどが、自分が知らないことを調べて、内容をまとめて、書くという作業になります。

なので、上記5つのどれが欠けても仕事を継続していくのは難しいでしょう。

黒田

…というか、こういう人でなければ、そもそもWebライターになろうとは思ないでしょう…。

ハルナ

…そうですね。程度の違いはありますが、私もすべてあてはまります。

一方、Webライターに向いていないのは、上の5つに当てはまらないことに加えて、以下の6つに当てはまる人です。

  • ダメ出しに耐えられないメンタル
  • コツコツと集中した作業が苦手
  • スグに結果を出したがる
  • 自己主張が強い
  • 時間にルーズ
  • 協調性が乏しい

これらはWebライターに限らず、中途入社する転職者すべてに当てはまることだと思います。

日本語を書くことは誰でもできるため、多くの人は自分の日本語が間違っているとは思っていません。

そのため自分が書いた文章を誰かにダメ出しされると、即座に反発したり、逆に必要以上に落ち込んだりする人がいます。

ハルナ

少し凹むかな…

黒田

文章は奥深いものです。そう簡単には習得できません。

いちいち感情的にらずに、先輩や上司の指摘を受け止めて、今後の自分のライティングに反映していく気持ちがないとWebライターとして成長できません。

また、Webライターに限らず、どんな仕事にも必ず締め切りがあります。

その締め切り守れない人は、そもそも社会人として通用しません

また中途入社となる転職者は、新たな職場に少しでも早くなじむために協調性は非常に大切です。

未経験からWebライターへの転職は転職サイト・転職エージェント利用しかない

未経験からWebライターになるには、「転職」するのが最善の方法であるワケを紹介してきました。

ハルナ

では、どうやってWebライターへの転職先を見つければいいですか?

結論は、転職エージェントか転職サイトを利用する以外には方法がありません

まずは転職エージェントに登録して、そこで探してもらいながら、転職サイトでも並行して仕事を探すのがもっとも確実であり、唯一の方法になります。

Webライターになるたための転職エージェントの選び方

転職エージェントやサイトには大きく「総合型」「特化型」の2つのタイプがあります。

「総合型」広くさまざまな業界や職種の求人案件を持っています。逆に考えると広く浅い情報になりがちです。
そのため、専門的な案件などになると少し弱いところがあります。

「特化型」は「クリエイティブ系」や「IT系」など特定の専門職に特化したエージェントです。
そのため、業界や業種については非常に詳しく、大手の総合型エージェントが持っていないようなニッチな案件も多く持っています。

ただし、全体的な案件数は総合型エージェントに比べて少ない傾向があります。

ハルナ

どちらを選べばいいのか迷います。

それぞれのメリットとデメリットをまとめると、以下のようになります。

タイプメリットデメリット
総合型広くさまざまな案件を保有
案件数が豊富
知名度が高いので安心感がある
業種・業界の情報が浅い
専門的な案件には弱い
特化型業界・業種の情報に詳しい
大手の総合型にはない案件を保有
細かく、専門的な相談にも対応
案件数が少ない
経験者が優位

それぞれ一長一短あるので、どちらか一方だけではなく、両者を並行して活用することが、少しでも早く転職先を見つけるための秘訣です。

またキャリアアドバイザーの質もエージェント選びの大切な要素

もし、担当についてくれたエージェントが合わないとか、どうも知識が乏しいと思われたなら、担当者を変えてもらうように伝えましょう。

黒田

正当な理由を伝えれば、特に問題もなく変更してくれます。

Webライターにおすすめの転職エージェントと転職サイト

Webライターへの転職におすすめのエージェントを4つ紹介します。

それぞれ一長一短あるので、案件の多い総合型と業界の内情に詳しい特化型を、をそれぞれひとつずつ登録しておくのがお勧めです。

スクロールできます
エージェントタイプ特徴

リクルートエージェント
総合型公開求人約40万件、非公開求人約28万件
全国展開で日本中どこでも利用可能
キャリアドバイザーの質にバラつき

doda
総合型公開・非公開合わせて約26万件
エージェントに加え転職サイトも併用
希望していない職種のスカウトメールが頻繁

マイナビクリエイター
特化型質の高い求人が揃ってる
Web業界の知識が豊富
地方の求人案件が少ない

マスメディア
特化型採用条件がいい案件が揃っている
エージェントの対応がとても丁寧

未経験案件が少ない

早く良い案件に出会うために転職エージェントと並行して転職サイトを活用するこも重要です。

Webライターの案件が多く掲載されている転職サイトとしては以下の2つがおすすめです。

スクロールできます
サイト名タイプ特徴

リクナビネクスト
総合型業界最大手で案件数がとにかく豊富
毎週3,000件近い案件が新着・更新される
登録後に希望職以外の案内メールが届く

Webist(ウェビスト)
特化型クリエイター業種に特化したクリークアンドリバー社が運営
キャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれる
地方の求人案件が少ない

どのエージェントやサイトを利用しても、Webライターの求人案件は、一般的な職種のように、数多くあるわけではありません。

特に未経験からとなると、さらに数は限られてきます。

数少ないチャンスを見逃さないためには、複数のエージェントとサイトを並行利用して、網を大きく広げるのがポイント。

黒田

どこも登録は無料なので、まずは気軽に登録してみるといいでしょう。

ハルナ

総合型1社と特化型1社、加えて転職サイトの3段構えで当たればいいですね。

Webライターにおすすめの転職エージェントと転職サイトについてはこちらで詳しく解説しています。

転職エージェントを活用するメリットとデメリット

Webライターに限りませんが、転職エージェントを使うメリットとデメリットを幾つか紹介します。

良いことばかりではないので、デメリットな部分も理解したうえで、自分に合ったエージェントを見極めることが成功のカギです。

ハルナ

はい!チェックします!

転職エージェント利用のメリット5つ

全サービス無料で利用できる

転職希望者はすべて無料で利用することができます。

一部の特別なサービスを利用するために一部を有料にしているエージェントもありますが、Webライター向けのサービスでは、ほぼすべて無料で利用できます。

転職エージェントは企業から紹介料をもらっているので、全サービスにおいて一切費用がかかりません

自分に合う求人案件を提案してくれる

転職エージェントは転職希望者と面談をし、解決したいことや希望などを聞いたうえで、その方に合う求人案件を提案してくれます。

また、さまざまな視点から自分自身の市場価値を判断してもらえるのも大きな利点です。

他では知ることができない非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントは企業から求人を預かるだけでなく、企業の経営課題や今後の方向性など一般には開示されることがない情報を持っている場合があります。

そのため、提案される求人の中には世の中に出ていないコンフィデンシャルの案件や、そのエージェントのみが知っている企業の特徴などを聞くこともできます。

特に特化型のエージェントは、その業界の将来性などの情報も豊富です。

転職に関するさまざまなサポートをしてもらえる

求人の紹介以外にも、履歴書・職務経歴書のアドバイスや面接の日程調整、面接対策、内定後の条件交渉や入社日の調整など、幅広い範囲での転職サポートを受けることができます。

転職活動において気になることや悩みごとの相談に乗ってくれたり、支援をしてもらうことができます。

求人案件の詳細を教えてもらえる

ネット上に掲載されている情報だけでは分からない、職場やスタッフの雰囲気などを聞くことができます。

また、条件面などの細かい情報も教えてもらえるので安心です。

不明点や金額面での要望など、自分では企業側に聞きづらいことも、担当のキャリアアドバイザーが間に入って確認してくれる。

転職エージェント利用のデメリット4つ

キャリアアドバイザーの質に差がある

基本的には転職希望者一人に対して担当のキャリアアドバイザーが一人ついて、さまざまなサポートをしてくれます。

そのため、担当するキャリアアドバイザーのレベルによって、こちらの希望を理解してもらえなかったり、レスポンスが遅かったり、仕事を手抜きしていると感じるケースもあります。

対応策

どうしても満足できない場合は、担当キャリアアドバイザーを変えてもらうように伝えてみましょう。

案件をもらえなかったり、時間が掛かる可能性がある

エージェントを利用する場合、基本的には直接企業とやり取りをすることはなく、キャリアアドバイザーを通してやり取りをすることになります。

その結果、自分の焦る気持ちと裏腹にエージェントの対応が遅いと感じてしまうこともあります。

また、Webライターのような技能職の求人は数が豊富なわけではありません。
タイミングによっては案件がなく、新たな案件が出てくるまで待たなければいけない場合があります。

対応策
  • キャリアアドバイザーと相談して、希望条件を少し緩くしてみると見つかることもあります。
  • 定期的にメールなどで連絡を入れて状況を確認してみましょう。
  • 複数のエージェントに登録すると同時に、転職サイトを併用することでいい案件に早く出会えます。

期間が定められる可能性がある

転職エージェントによってはサポート期間が「〇か月以内」と決められている会社もあります。

案件が豊富にある職種なら、いろいろと選択肢があるので見つかりやすいですが、Webライターのような仕事では、案件数が少ないので、期間内に見つからないこともあります。

またサポート期間の最終日がギリギリ間近に迫ってくると意思決定を急かされる場合もあるので注意が必要です。

対応策

登録時にサービス利用のための有効期間が定められているかどうかを確認する。

転職サイトのように気軽に求人検索ができない

ネット上のサービスなら、いつでも自分の都合で情報を見ることができますが、転職エージェントの場合は相手とのコミュニケーションとなるため、気軽に情報を検索することができません。

対応策

転職エージェントと同時に転職サイトも活用する。

転職エージェントを利用する際の4つの注意点

では、最後に実際に転職エージェントを利用するにあたっての注意事項やコツをご紹介します。

自分に合った転職先を少しでも早く見つけるために、ぜひ参考にしてみてください。

①情報を100%鵜呑みにしないこと

転職エージェントから得られる情報は、基本的には人材を募集している企業から得られた情報になります。

しかし、その情報を100%すべて信じるのは要注意です。

その企業に勤めている人にしか知らない内部のマイナス面の情報は、転職エージェントといえども、なかなか把握しきれない場合があります。

エージェントから得られる情報は有益な情報にはなりますが、常に別の冷静な視点を持って判断することが大切です。

②キャリアアドバイザーには真摯な対応を心掛けること

キャリアアドバイザーは、あなたとのコミュニケーションを通じて、あなたの人間性も見ています。

一方的に希望を押し付けたり高圧的な対応を取ったり、現状への不満ばかり言ったりしては、エージェントのあなたに対する印象が悪くなるので注意しましょう。

キャリアドバイザーは常にあなたを見て、観察していることを忘れず、冷静で真摯な対応をとることをお勧めします。

③複数のサービスに登録し利用すること

転職エージェントにはそれぞれ強みがあります。

エージェントの選び方が偏ったり、ひとつの転職エージェントだけに絞ってしまうと、いい求人案件に出会うまでに時間がかかってしまうでしょう。

可能性を少しでも上げるためにも複数の転職エージェントと転職サイトを併用し、日々情報収集をしておくことが重要です。

総合型、特化型それぞれ一つずつを登録し、併せて転職サイトを活用するのがもっとも早く、効率的な方法です。

④登録する情報は細部まで細かく登録をすること

転職エージェントや転職サイトに登録するときは、できるだけ細かい情報まで詳しく登録しましょう。

キャリアアドバイザーはあなたが登録した情報を細かく確認して、あなたに合った仕事を紹介してくれます。

しかし、その内容が少なかったり、曖昧な内容だったりすれば、どの仕事があなたに合った仕事かどうかの判断が難しくなり、紹介してもらう案件が減ってしまうこともあります。

自分に合った転職先を見つけるためには、登録情報は詳しく、具体的に入力しましょう。

まとめ

未経験からスタートし、早く、長く、たくさん稼ぎ続けるフリーランスのWebライターになるためには、企業内Webライターとしてスキルを磨くのが最短かつ最善ルートです。

独学では、スタート時の低賃金時代を乗り越えるのに時間がかかり過ぎ、途中離脱する確率が非常に高くなります。

黒田

さらに、自分の欠点を独力で修正するのは至難のワザです。

転職するためには、複数の転職エージェントに登録し、かつ転職サイトを併用するのが最も確実で効率的です。

Webライターを自社内で育成する企業が増えているいまこそ、Webライターとしての将来を見据えた転職のチャンスとも言えます。

独学の副業Webライターとして、先が見えない道を歩むより、思い切って転職を視野に入れてみることをおすすめします。

転職エージェントを活用すれば、あなたの希望に合った働き方の相談にも乗ってくれるはず。

そして、あなたの転職を成功へと導いてくれる強力なサポーターとなるでしょう。

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